最寄り駅の近くで、行き帰り使う道があるのだが、たまに気を付けなければいけないと思う事があります。
そこの道を通ると奇妙な物に出くわすからである。どんな通りかと言うと車だと２台分の幅に、横には川が流れて、歩道が両端に有り片側には、柳の木が植えられ、もう片方には、寺と墓場の敷地が広がっているような所である。
え、、いかにも、なんかおりそうな場所だろ。て言う声が聞こえてきそうだが、、、
普段から怪しい感じがする雰囲気でもなく、むしろ怖い場所だと意識すらした事がない場所だからである。
まぁそれ故に、奇妙な物がいても、すぐにソレとは思わぬ為、油断してしまうのである。しかしこれから話す事は、その中でも強烈な印象があった二つの奇妙な物の話をしてみようと思います。
まぁさっき話した通り、墓場とか寺とかあるんで人魂が通ったり、白い霧状の人影らしきものを見ても、そんなに驚く事じゃないと確かに思われますが。。。実際にソレらしき物を見た事もあるんですけどね、、、だが、しかしあれは、それ以上にマジで固まったよ、マジで、、、
その道の雰囲気て何度も言うが全然怖くないからね、、まじ油断したよ。（油断しなくてもあれは怖いですけど）昼間も普通に怪しくないし夜は若干、薄暗い感じかな、、でもその程度だからなぁー
まぁーそんな感じなので、その日もただ何となく帰り道を歩いていたところだった。
え、あれは何？ふと見ると、ただひたすらに後ろ向きのまま、ただ前進している生き物がいる。
身体は人の体をしている。しかし明らかにおかしいのだ。後ろ向きのまま、後ろを一切振り返らず何十メートルも歩くのは人には不可能に思えるからだ。
しかし怖いよりも好奇心がその時は上回ったので、少し様子を見る事にした。
でもやはり、万が一、人でなく、そおいう類いの化け物やったりしたら怖いので、少し距離を取って歩くのが妥当なところに思えた。
そうこうしているうちに、曲がり角でソイツは回り、追いかけてみたが見失ってしまった。深夜でも有りソイツの捜索はそれ以上は無理だった。
それからは遠くで見かけた事があったが、その時よりも近くで見る機会はなかった。
あれは何だったんだろう。人間の可能性が高いとは思うのだが、人やったら余計に怖いんですけど、、、
次にそこで見て怖かった物、奇妙な物を語ろうと思う。次に見た物、こちらに関しては人間じゃないと思う。
それは深夜であった。それも夏の頃、ありゃ盆前後やったから納得て言えば納得なんだけどね、時期て言えば今頃だったからね。
さっき話した通り寺があり、墓地が有るから、、、
しかし皆さまは、霊と言えば、どんな見え方すると思います？テレビの映像とかに、映し出す物とかって、インチキ臭い映像とかやし、自称霊能者があそこにいます、とか言うけど、何処にいるの？何ともハッキリしない映像ばかりですよね。まあだいたいが本物じゃないと思うので。
俺が見たのは、くっきりハッキリ、写真があれば人間と恐らく区別する事が出来ないレベルの霊を見ました。それゆえ人間じゃないと認識するまで時間がかかりました。
その時は自転車、いわゆるチャリて奴です。普通に走ってたら、真っ正面から、恐ろしいスピードで顔は青白く目は一点を見つめたまま、虚空を見つめていたかも、、身体は白装束のような雰囲気で、昔のドリフのコントで使われそうな霊の姿でした。
その様な姿の者が、すれ違ったのですから。あまりにも強烈なインパクトであった為に脳が混乱していたんでしょう。あの人、さっきその寺の墓場から出てきて、今から急いで成仏するところかな、、いや、いや、その寺で仮装大会終わって帰るとこだよ。え、、深夜の寺でか？いや、肝試し大会を開催だよ。。あの恰好で移動するのか？
まぁあの時の奇妙な物は今となっては分からないんだけど、人間にしても怖すぎやし、霊にしてはハッキリ出てき過ぎる。盆近くでエネルギーが強いからハッキリ物質化したとか？顔もハッキリしてまして現代人の顔でなく武士の時代の感じだった。しばらくは、俺自身、混乱から固まったままでした。。。
(-ω-;)ウーン世の中には人の認識を超えた存在とかがいるんでしょうな。
